「鹿角陶芸普及協会通信」平成16年5月1日
 
△研修旅行〔窯めぐり〕報告
 会員7名、非会員2名(やきもの作り愛好家の仲間)9名は、平成16年4月28日、
青森県五所川原市大字金山字千代鶴5-79「津軽金山焼」の窯元を見学しました。
 ここのやきものは、全て「やきしめ」で、ざらざらした中にも、またしっとり感があ
りました。
 釜元のすぐ側の大溜池の鉄分の多い土と、信楽粘土とを半々に混ぜたのが、この「津
軽金山焼」のやきしめ用陶土とのことです。
 日常食器、つまり雑器を主とした「やきもの」が、盛り沢山、展示販売されていまし
た。
 津軽金山焼窯業協同組合事務局の横山さんから1時間ほど、懇切丁寧な案内や説明を
していただき、本当に参考になりました。気に入った作品を買い求めた会員もいました。
 
 昼食は、この津軽金山焼の器だけを用いている「梵珠庵」(五所川原市エルム内)の
蕎麦を美味しくいただきました。その後、金木町「斜陽館」、五所川原市「立佞武多タチネ
ブタの館」を見学して、無事帰宅しました。
 当日は終日小雨模様でしたが、至るところに桜が咲いていました。リンゴの花の頃、
また訪れてみたいと思いました。
 
△会員現況
 4月30日現在の会員数は、男性6名、11名、計17名です。
 内訳は小坂0名、毛馬内5名、大湯0名、花輪7名、尾去沢0名、八幡平(地域外含
む)5名です。
 当面の課題は、会員の拡大であると思います。

 △鹿角学コミュニティ
 鹿角市役所企画課の提唱する「鹿角学コミュニティ」への登録手続きをしました。
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