GLN(GREEN & LUCKY NET)からこんにちは
大湯環状列石:Cなぜ「石英閃緑ひん岩」を配石に用いたのか?

△石英閃緑ひん岩と水晶・石英
 
 水晶(水精)とは、肉眼で見えるような石英の大きな結晶。普通、六角柱状で無色透 明であるが不純物の混じった草入り・煙入りや、紫・黄色などのものもある(goo辞書)。
 
 石英とは、二酸化ケイ素(SiO2)が結晶して出来た鉱物。結晶しやすく、六角柱状の綺 麗な自形結晶をなすことが多い。結晶度が高い石英は水晶と呼ばれ、古くは玻璃(はり) と呼ばれて珍重された。また、石英を成分とする砂は珪砂(けいしゃ・けいさ)と呼ば れ、石英を主体とした珪化物からなる岩石は珪石(けいせき)と呼ばれる。石英は主要 な造岩鉱物であり、花崗岩などの火成岩に多く含まれる。1気圧、摂氏573度で低温型 石英から高温型石英に転移する。高温型石英は六角柱面を持たない(Wikipedia)。
 水晶は、歴史的には、比較的身近で安価な宝石・装飾品として用いられてきた。中で も水晶占いは、現在でも行われることがある。
 
△水晶占い
 水晶占いの例としては、水晶玉に念を送る方法がある。まず水晶玉をじっと見つめる と、鮮やかな映像が浮かぶ。そこに現れた登場人物や背景などから、これから起 こり得る事象を分析する。一般には透明な水晶玉を使用するが、針の入ったものや不透 明のものを使用する場合もあると云う。

 果たして大湯環状列石の石は、「水晶・石英」のもたらす効果を期待してのことで あろうか………
(H18.05.23)
  次へ進む   バック