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大湯環状列石:B配石の目的は?

△表裏の認識
 
 野中堂遺跡の配石が日時計を指向していようといまいとに関わらず、大湯環状列石に係 わった人々は、現実的には、太陽の運行に準拠して日々の生活を営んでいたことは、当然 のことである。したがって、
 第一義的には、太陽の軌跡に基くところの東西南北たる、南向き=表、北向き=裏する 考え方での南向きの配石。
 二つには、例えば十和田湖噴火の鎮静化を祈るための配石としたならば、十和田湖の方 向(北北東)を遥かに見据えての配石、つまり概ね南向きの配石。
 三つには、円環思想乃至は、電気的効果(後述)の考えに準拠する配石とすれば、その 正面は、円の中心を向くものと考えることは容易がある。
(H19.01.15)
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