△古事記 下巻 小長谷若雀天皇(武烈天皇)
 
 小長谷若雀命は、長谷の列木(なみき)の宮にお出でになって、八年天下をお治めに なった。
 この天皇は、太子が居られなかった。故に、御子代として小長谷部をお定めになった。
 御陵は、片岡の石坏の岡にある。
 
 天皇が既に崩御されて、皇位に就くべき皇子が居られなかった。故に、品太の天皇五 世の孫(みこ)の、袁本杼(をほど)の命を、近つ淡海の国からご上京させて、手白髪 命と結婚させて、天下をお授けした。
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