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[縄文遺跡の絆]


H16.10.02
△「何か」とは何か
 
 弥生人が特別な想いをもって感じた「何か」とは、一体何物であろうか。
 
 それは、「気」であると思う。

△「気」とは
 
@天地間を満たし、宇宙を構成する基本と考えられるもの。また、その動き。
A生命の原動力となる勢い。活力の源。
B心の動き・状態・働きを包括的に表す語。ただし、この語が用いられる個々の文脈に おいて、心のどの面に重点を置くかは様々である。
Cはっきりとは見えなくても、その場を包み、その場に漂うと感ぜられるもの。
Dその物本来の性質を形作るような要素。特有の香や味。け。(広辞苑)

△弥生人の感じた「気」とは
 
 気とは、「ゼロ磁場」のある場所で体感する気分のことであるとも考えられ得る。
 ゼロ磁場とは、地殻変動の巨大なエネルギーがぶつかり合って、N極とS極の磁気が お互いを打ち消し合う磁気の低い場所のことを云う。
 
 前述で例示した三つの地は、いずれも構造線の直近に位置している。
 構造線上のゼロ磁場で感じる気は、果たしてどのようなものであろうか。
 弥生人たちは、そのような場所で感じ取った「気」は特別なもの − 霊気 − であると信じたものと考えられ得る。

△気を気として知らしめるものは何か
 
 「そこ」に気があり、よって、「そこ」が別天地である、と云うことを為政者ないし人 々に知らしめる役割を担った哲学〜人物は、何であったろうか。
 
 易(周易)であったのか、呪術(シャーマン)であったのか、或いは何であったのか、 この項をご覧の皆様のご意見を「縄文遺跡の絆」BBSへお寄せ下さい。
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