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[縄文遺跡の絆]


H16.09.25
△日本国の始まり
 
 日本列島には、4〜3万年前の後期旧石器時代には人間が住み始めていたとされている。
 縄文以前にわが日本に渡来したのは、モンゴロイドである先住民族(アイヌとも)で、 先住民族は、沖縄を含む日本列島全域に住んでいた。
 渡来したこれらのモンゴロイドは、バイカル湖のほとりや中国の雲南省など複数の場 所、また南方系の海人族などであると説明されている。
 すなわち、先住民族たるアイヌ=縄文人=古代人なのである。

 その後、弥生時代〜古墳時代に、北方系モンゴロイド(中国・朝鮮半島)とその文化が 日本列島に侵入し、西方文化特有のピラミッド型社会を持ち込んだ。
 そして、その社会構造の頂点に位置するのが大和朝廷であり、西日本を基盤に成立し た。

 渡来した北方系モンゴロイド(弥生人)は、日本列島を東西に分断する形で、西日本 に定住したのである。
 そのため、西日本周辺の縄文人は、弥生人と混血したり、他地方へ追放(又はやむな く移住)させられた。
 東の方は、東日本の関東以北〜北海道へ、西の方は、南日本の九州〜沖縄諸島へと移 住していった。
 
 つまり、弥生人と同化したり、混血したりした縄文人は、やがて日本人となり、それ 以外の縄文人は、北へ北へと、また南へ南へと追いやられたとされている。
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