「松館今昔:松館の共同作業」

菅原神社の維持管理

 松館の菅原神社の管理運営の一切は、松館部落自治会に委ねられている。
 春の菅原神社例祭を迎えるに当たって、その数日前の日曜日、 「朝仕事」としての神社や参道の清掃が行われる。
 女性たちや私など数人は、社殿内の清掃に当たる。ガラス戸や敷物、 板の間を拭いたり する。
 掃除用の水は、手水舎(てみずや)の水を使う。掃除用具とか、敷物とかは、 必要により氏子の誰かが寄進したり、又は部落自治会で調達する。
 
 掃除の後は、五色旗や燈籠、燭台、机代(案)などを整えたり、社殿の周囲に 幕を張り巡らしたり、三番鳥居の前に高張提灯を飾ったりする。
 
 他の会員たちは、境内や参道を清掃する。風雪のために、杉や松の枝葉が参道を 覆っている。なかなか大変な作業である。

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