「松館今昔:天神講と集落の佇まい」

松舘村講宿の旨趣(天神講の由来)

「松舘村講宿の旨趣」参照
 
 上記によれば、
@天神講は、寛永(1624〜1644)の頃から始まっていた。
A寛文三年(1663)二月十六日に大火事があり、村中が残らず焼失したが、 又吉の家だけが焼け残った。それは、又吉は常日頃天神様へお参りしていた からであった……。
 よって、改めて「産神講(うぶすなこう)」を始めた。
B元文五年(1740)から翌寛保元年(1741)にかけて疱瘡が流行し、領主も罹病した。 別当が祈祷したり、霊夢を見たりして快癒した。
 そこで、同年四月二十五日に、「天神講は毎月二十五日にする」と決定された (それまでは、日にちは決まっていなかった)。
 現在も天神講は毎月二十五日に執り行っている。

[次へ進む]  [バック]  [前画面へ戻る]