「松館今昔:菅原神社のこと」

奉納神楽「松館天満宮三台山獅子大権現舞」

△祭場のお祓いと祝詞奏上
 本殿での祭式が終了すると、境内では、いよいよ「松館天満宮三台山獅子大権現舞」 が奉納される。
 
 菅原神社境内の一角に、祭場が設けられている。 即ち、一間四方の注連縄を張り巡らし、その真ん中に大釜が据え付けられ、 真湯が沸き立っている。
 その正面 − 東 − には、ワラで編んだ薦(こも)数枚が敷いてある。 舞処(まいどこ)である。
 
 祓主は、舞処に進みでて、大釜など四面をお祓いする。
 続いて、宮司は、お湯立て(探湯式)神事の祝詞を奏上する。
 
 やがて、松館天満宮舞楽保存会の楽人・舞人が揃い、神楽の奉納が始まる。

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