下タ沢会によせて(覚書)

「下タ沢」とは

△因みに:下タ沢(したざわ)とは
 秋田県鹿角市尾去沢地区にあった「尾去沢鉱山」は、昭和53年(1978)6月に行な われた閉山式をもって、その長い歴史に終止符が打たれることとなった。
 
 集落「下タ沢」は、そのことにより、地図上からも抹消されることとなった。即 ち今現在、「下タ沢」という集落( = 部落)は存在せず、跡地には草木が生い茂り、 人工的なものとしては、治山ダムぐらいものという。
 
 「下タ沢会によせて(覚書)」は、下タ沢において生まれ育った相馬茂夫氏が著 した、B5判三百数十頁に及ぶ手書きの貴重な労作である。
 この著書には、下タ沢の今昔のほか、尾去沢、尾去沢鉱山、また鹿角の歴史のこ となども書かれており、私共の格好の郷土史手引書である。
[地図上の位置(下タ沢)→]推定
 
平成18年12月 GLN企画普及室 桜田守宏

[次へ進む]  [バック]  [前画面へ戻る]