下タ沢会によせて(覚書)

おわりに

 書き終って更めて、これはなんだ、と思いました。飛んだりはねたり首尾一貫せ ず、下タ沢の思い出を書こうとしたのは事実だけれども、後はメッチャクチャ。玉 石混淆という言葉があるが、さすが子供のときから鉱山に働きに行って、閉山まで 働いただけあって、金(カネ)になる鉱石はみんな出してしまって、残っているの はただの石ばかり、玉(鉱石)はなくなって石(ズリ)ばかり、鉱山と運命を共に した人間が書くんだから、これも止む得んな、と一人苦笑。
 
 とにかく先にもいいましたように、皆さんの思い出や知っている事は是非教えて 下さい。皆さんの思い出を重ね合せていけば、また新しい下タ沢像が浮び上がっ てくると思います。
 
 後はアルバムをつくることですが、これも今年中にはと思っておりますが、後2ケ 月、自信がないのも正直なところです。真佐博さんや定雄さんと打合せながら進め ていきますが、いい悪いは別として、私もやれやれこれで一安心と、しばらくボケ ーッとしていると思いますので、少し充電時間を貸して下さい。その間に皆さんが 持っている、下タ沢にいた時の家族の写真でも行事の写真でも、後で返しますから かして下さい。
 
 ともあれお互いに元気で、これから先もあまり力まず、さらりと頑張っていきま しょう。
   平成14年10月
     下タ沢会 相馬茂夫、記

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