下タ沢会によせて(覚書)

八聖山神社とは

 松浦武四郎が、羽州最上本道寺の八聖山、不動尊を勧請致したるなり、山上に松 五六株あり、並に小堂有、といっている。附図1を見ると七曲りの左隣りの山に八聖 山社というのが書いてある。2〜3年(前?)に山方の松岡鉄男さんの奥さんが尾去 沢鉱山に八聖神社というのがあったろうか、私の家に掛図がある、ということだっ た。そういうのは聞いたことはあるが、場所はよくわからないとといったが、この 松浦武四郎の記事を見て、山形県の最上町に電話して聞いてみたが、本道寺という 場所も八聖山という山もそれらしき名前の山も、このあたりにはない、ということ だった。ともあれその掛図をみたいと思って、松岡さんの奥さんに電話したら、粗 末にされないと思って毛馬内の月山神社の方にお願いしたということだったので、 いつか機会をみて、みせてもらいに行きたいとおもっている。
 なお、八セイ山か、八ショウ山かでいつも迷うが、たゞ観音様の場合は、聖(シ ョウ)観音というようだが、昔の人は何山といっていたろうか。

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八聖山金山神社  TEL 0237-74-3606
山形県西村山郡西川町大字水沢八聖山55
 
 「金山神社は、もと八聖山不動尊と称し、神仏混合であった。社伝によれば大同4 年(809)空海が本道寺とともに開山したと云われる。中世以降は、出羽三山神社の道 中祈願所として栄え、湯殿山正別当と称した本道寺に親依してきた修験道の二院を 基とするとも云われている。江戸時代以降は、鉱山師、鉱山従事者の信仰を集め、 全国唯一の鉱山の神として信仰の対象となってきた。」という。
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