下タ沢会によせて(覚書)

時は流れる

 下タ沢からは天下に名をとどろかすような英雄も豪傑も出ていないようだが、沢出家は、 渡辺家といった昔から南部重左衛門の後を承け、尾去沢の開発発展に一貫して重要 な役割を果たしてきた家柄であり、近年は川口家青山家などの陰にかくれている、 の感もあるが(古い文書などの多くが失われ?残っていない、といったことにも一 因があるかもしれない)、我が下タ沢の代表として長々と書いてきたが、尾去沢を はじめ鹿角の中でも沢出を名乗る人達はみな、この沢出家に関係ある人達だと思 う、が今、尾去沢はもちろん、鹿角郡市では電話番号簿を見る限りにおいては、八 幡平上沢田に1軒、花輪の大川添に1軒あるだけである。

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