下タ沢会によせて(覚書)

神さまにちなむ話し − お供へ物など −

○神饌(しんせん):神に供える飲食物。稲、米、酒、鳥獣、魚介、蔬菜(そさ い)、塩、水など。供物(くもつ)。みけ。
○幣帛(へいはく):神に奉献する物の総称。みてぐら。にきて。ぬさ。
○幣:神前に供える布帛。ぬさ。みてぐら。
○帛:きぬ。絹布。
○幣束(へいそく):@神に捧げる物。にきて。ぬさ。A裂いた麻や畳んで切った 紙を細長い木に挟んで垂らし物。御幣(ごへい)。
○御幣:幣束の尊敬語。神祭用具の一。白色または金銀、五色の紙を幣串に挟んだ もの。おんべ。
○御幣担ぎ:(御幣をかついで、不吉を払う意から)縁起を気にしたり、迷信のた めにつまらないことを忌みきらったりすること。その人。えんぎや。
○御幣持ち:他人につきしたがっておもねること。また、その人。たいこもち。
 
 神さまに供える物が、御へい持ちまでいっては有難みがなくなるが、日常、なに 気なく使っている言葉が、さて、と聞かれるとわかっているようで、さて?となる ので、念のためにと広辞苑から抜き出してみた。

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