★観光秋田30景 昭和27年5月秋田魁新報社主催の”観光秋田三十景”に初登場して選定され、話題を さらった。 ”夜明島渓谷”は、茶釜の滝から大場谷地まで(のコースは)、歩道を当時青年会の 協力により手入れも行われ、表示看板も行き届き、登山客の来るのを静かに待っていた。 今は他の団体(鹿角市山岳会・地元曙会など)が行っている。 ★日本の滝百選 茶釜の滝は、日本の滝百選に選定された。 平成2年、緑の文明学会、グリーンルネッサンス、緑の地球防衛基金の三団体主催に よる日本の滝選考会が行われ、全国から応募のあった517の滝から選定された、日本を代 表する100の滝である。 100選の中でも特に秘境で、難所のため後回しにされやすいが、素晴らしいと絶賛の声 を聞く。 ★夜明島という不思議 深山渓谷を夜明島と呼ぶことも不思議だが、その語源については諸説フンプン。桃枝 集落から渓谷がはじまって延々17キロメートル余。 秋の頃には満山渓谷紅に燃え”かもしか”の群れが棲む仙境を訪れる現代の太右衛門諸氏 は、むかしアイヌが呼び慣わしたという、ヨ(非常に)アケ(神 々しい)シマ(きれいなところ)の郷愁を味わうことになるだろう。 |