鹿友会誌(抄)
「第四十一冊」
 
△俳句   佐藤勝市
 秋晴て子と共に踏む真砂かな
 虫音澄む堤長々と続きけり
 穂茫の影そちこちに良夜かな
 秋時雨桐の枯葉に音たてゝ
 朝霧や湖面に影す枯柳

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