「東遊雑記」を著した。 参考(出典):「鹿角市史」
享保十一年〜文化四年。 古川古松軒は、天明八年(1788)幕府巡見使に随行し、東北地方から北海道を巡った。 その見聞をもとに書かれたものが『東遊雑記』である。生まれは備中国(岡山)で、岡 田藩の武士であった。年少の頃から地理学を好み、機会がれば各地を旅し、その足跡は 全国に及び、多くの紀行文を残している。その記録は、当時の世情を全国的な視野のも とに記述しているところに特色がある。鹿角滞在は天明八年九月三日から六日までであ るが、その間に鹿角の様子を鋭く観察している。
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