GLN鹿角のルーツあれこれ

四郎兵衛屋敷と難破船

エ 航海日数
 「参考」航海の苦労「野辺地湊物語より」
 当時、大阪から野辺地にきて、荷物を積み大阪へ帰るまで、どれくらいの日数がかかったとおもいますか。航海日数は、風向きや潮の流れによりかなり差があります。大阪から野辺地までは、速い船で24日間、遅い船で51日間という記録があります。普通は、35日間位です。逆に野辺地から大阪までは、速い船でも66日間遅い船だと120日間もかかりました。荷物の積み下ろしの日数を入れ、往復にかかる日数は、155日間位かかりました。  この長い航海日数から当時の乗組員は、大変な苦労をしていたことが想像されますまた、悪天候などにより、船が沈んでしまうこともたびたびあったことが記録されています。

[次へ進んで下さい]  [バック]  [前画面へ戻る]