鹿角の近代人物伝2
 
…… 民俗学と菅江真澄の研究 ……
△内田武志   1909-1980(明治四十二年〜昭和五十五年)
 内田武志は八幡平永田生まれで、幼少期を鹿角で過ごし、父の勤務地の関係で静岡商 業学校に入学したが、在学中に発病し床に伏す体となった。しかし東京に出て柳田国男 や渋沢敬三の指導を得て、民俗学の研究を続けた。昭和十一年『鹿角方言集』を発表し た。同二十年に妹のハチと共に秋田市に移り住み、同年柳田・渋沢を顧問として菅江真澄 研究会を設立し、真澄研究に情熱を注いだ。
 
「鹿角の民俗考」

[次へ進む]  [バック]  [前画面へ戻る]