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[鹿角の民謡]
△草刈歌
多くの集落には、馬の飼料にするための共有の草刈場があり、そこへ立ち入る日が決 められている。瀬田石や石野では、朝飯前に刈ると云う協定が戦後まで続き、家族総出 の草刈りであった。
馬に鞍おき砥や鎌つけて 引き出す馬子衆のいさましや
白根の山坂のぼりて見れば 霧のかからぬ山はない
砥ぎし鎌にてあつめた草は 葛とすすきと萩ばかり
馬につけてもゆさゆさと 早くみせたい両親フタオヤに
(伝承者 十和田・柳沢美佐雄)
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