△ あとがき
 
 以上本稿は、平成三年三月鹿角市立中央公民館編集、鹿角市発行の『陸中の国鹿角の
むかしっこ』などを参考にさせていただきました。
 転記に当たっては、次のことに留意しました。
一、「方言」と思われる言葉は、出来るだけ平易な文言に書き換えました。
  例えば、「どこ」は「処(ところ)」など。
二、方言と思しき言葉、例えば「どでんした(驚いた)」と云う言葉は、「動転」が訛
 ったものではないか、と考えて書き換えました。
三、ある言葉が「話し言葉」として表現される過程において、短縮されて訛って表現さ
 れる言葉は、出来るだけ元の言葉に忠実に復元して記述することに努めました。
  例えば、「けろ」は「呉れろ(くれろ)」など。
四、「ひらがな」で表現されている言葉は、広辞苑その他を参考にして、出来るだけ「
 漢字」に書き換えました。
  例えば、「むかし」は「昔」、「いた」は「居た」など。
五、読み辛い漢字には、出来るだけ半角片仮名で「振り仮名」を付けました。
  例えば、「俺」は「俺オレ」など。
                                    SYSOP
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