120 狐平橋(花輪)
 
                    参考:鹿角市発行「花輪・尾去沢の民俗」
 
 親戚でご馳走になったAさんは、大変に酔って、西山にある自宅へ帰ろうと、狐平橋
を渡って家路へと歩きました。
 ところが行けども、行けども二度、三度とまた狐平橋に戻ってくるのでした。
『どうも、おかしい。また橋に戻ってしまった。狐にだまされたのか』
と気づいたAさんは、一休みして、酔いをさましてから、やっと家にたどりついたとい
うことです。
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