5103行内沢オコナイザワと小倉山オグラヤマ 参考:鹿角市発行「陸中の国鹿角の伝説」 昔、八郎太郎が十和田湖から追われたとき、沼平ヌマダイの沼に住む気になりましたが、 行内沢の水の方が綺麗キレイであったために、十和田湖から一番近い行内沢の水を溜めて住 む気になり、いろいろ工夫して石の森(小山)を沢山作りました。 行内沢を流れている行内川を堰止めるためには、普通の山だと背負うことが出来ない ために、石の森で出来ている扇平オウギノタイにある小倉山を背負って行こうかと思いました が、行内川の水があまりに少ないために、自分の住処にはならないと思って、止めて他 の外方へ行ってしまいました。 八郎太郎が背負う気になった小倉山は、片側は崖になっていて、縄を懸けたとして知 られている窪みが残っており、頂上には龍神リュウジン様が祀マツられています。 [地図上の位置(行内沢口)→]