[日月は虹の彩り] |
H16 NHK短歌大会応募 題詠「海」 十和田湖へ向かう樹海今また霧 車窓の木々白日夢の色 功罪は樹海の恵みまた山背 郷の作柄日々これ懸念 十和田に向かう樹海の道はいつも霧 育つ稲穂のキリタンポ美味し 十和田湖に向かう樹海はきょうも霧 盆地の稲穂美味キリタンポ 十和田湖に向かう樹海はきょうも霧 車窓の樹々白日夢の色 守り継ぐ鎮守の森の瑞垣の 雫の珠に海の幸思う 守り継ぐ鎮守の樹々の葉の先に 結ぶ雫に海の幸思う 雪融けの雫に映る天の川 生命遥かにながらえ幸く 雪融けの雫にあらわ小宇宙 生命ながらう天の川かみ 雪融けの雫に結ぶ小宇宙 生命ながらう天の川かみ 雪融けの雫の中の小宇宙 遥か伸びゆく命を想う 雪融けの雫に見える小宇宙 生命ながらう天の川かみ 雪融けの雫に見える小宇宙 万の命永らえ幸く 杉の葉にしたたる雫の小宇宙 流れる未来に海の幸思う 瑞垣の葉先に結ぶ水玉の 清き流れに海の幸思う 瑞垣の葉先に結ぶ水玉の 流れる未来に海の幸思う 瑞垣の葉先に結ぶ水玉の 鏡の中に海の幸思う 朝霧の瑞垣に見る葉の先の 鏡の珠に海の幸思う 朝霧の葉先に残る水玉の 瑞垣の海の幸思う 瑞垣の葉先に結ぶ水玉に 願いを託し海の幸思う 16.01.24
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H16 NHK短歌大会応募 題詠「湯」 早朝の洗面台の吾の顔 湯煙の中さあきょうも行く 早朝の洗面台の吾の顔 湯煙の中きょうも行かん 早朝の洗面台の吾の顔 湯煙の中きょうも行く 早朝の洗面台の吾の顔 湯煙立ちて遠くへ霞む 早朝の洗面台のわが顔 湯煙立ちて遠くへ霞む 早朝の洗面台のわが顔に 湯煙立ちて遠くへ霞む 早朝の洗面台の鏡には 湯煙にぼろわが顔涼し 早朝の洗面台に向かうとき 湯煙にのわが顔涼し 初釜の手習いの主間延びたり 釜の湯の音吹雪に紛う 16.06.05
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H16 NHK短歌大会応募 題詠「香」 旬の香をメールに託して送りたい 黄泉の朝げを想い偲びて★ 君香るホームページの掲示板 素直な一言的を得ており 君香るホームページの掲示板 素直な一言に思う 君香る想い素直な一言に ホームページの掲示板記事 16.06.14
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H16 NHK短歌大会応募 題詠「遠」 雲遥か二つの想いが行き来する 遠い君の手いま握る手と また会おう二つの想いが行き来する 遠い君の手いま握る手と 故郷に二つの思い出行き来する 遠い君から今の君へと 愛してる二つの想いが行き来する 遠い君から今の君へと 民俗考柳田國男心する 鹿角郡と遠野の郷と 民俗考柳田國男思うと云う 鹿角郡か遠野の郷か 16.08.07
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