[日月は虹の彩り] |
H15a NHK短歌大会応募 題詠「月」ほか 夜半に聴く胸の鼓動時計の音 瞼の空に月は過ぎ行く 夜半に聴く胸の鼓動に時計の音 瞼の空に静寂の月 夜半に聴く胸の鼓動に時計の音 瞼の宇宙は静寂の月 夜半に聴く心の鼓動時計の音 瞼の宇宙は静寂の月 夜半に聴く胸の鼓動時計の音 瞼過ぎ行く静寂の月 夜半に聴く胸の鼓動時計の音 瞼過ぎ行く月は静かに 夜半に聴く胸の鼓動時計の音 瞼の空に月は過ぎ行く 月淡し今朝のタンポポしかし今 白輪となり空へ舞い飛ぶ 想い出のタンポポの花今白輪 ふりさけみれば空に日と月 想い出のタンポポの花今白輪 ふりさけみれば日輪と月 宿の朝タンポポの花今白輪 ふりさけみれば日輪と月 彷徨いて見入るタンポポ今白輪 ふりさけみれば日輪と月 彷徨いて見入るタンポポ今白輪 空には日輪淡き月影 彷徨いて見入るタンポポ今白輪 空には日輪淡き月影 タンポポは白輪になり彷徨える 空に日の輪と淡き月影 旅路行く日輪の西月淡き あの日のタンポポ白輪に 旅路行く日輪の西月淡き あの日のタンポポ白輪に 朝露に映える日輪淡き月 タンポポは白輪となりて明日へ飛ぶ 15.09.27 |