23 年号を詠める和歌 参考:吉川弘文館発行「古事類苑」 △朱雀 白浪の浜松が枝エの手向け草 幾代までにか年の経ヘぬらむ(萬葉集 一雑歌/朱雀四年) 飛鳥トブトリの 明日香の河の 上瀬カミツセに おふる玉藻は 中略 (同 二挽歌/朱雀五年) 吾妹子をいざみの山を高みかも 日本ヤマトの見えぬ国遠みかも(同 一雑歌/朱雀六年) やすみしゝ わが大王オホキミ 高ひかる 日の皇子ミコ 荒妙の 藤原がうへに 食国ヲスクニ を めし賜はむと 中略(同/朱雀七年)