002 万葉カメラ散歩「はじめに」 万葉カメラ散歩「はじめに」 参考:朝日新聞社編「万葉カメラ散歩」 [はじめに] 「率直にして力強い表現、いわゆる”ますらをぶり”に歌いあげられた古代人の愛と かなしみ − 万葉の歌のかずかずは、今なお純粋でみずみずしい情感をもって、あざや かにわたくしたちの胸を打つ。 いま、あらためてその一つ一つをたどってみると、歌の背後にのしかかる”古代”と いう時の重みと、大和のやわらかな風土の結びつきの強さを感ぜすにはいられない。 作者たちが生きたのは、いったいどのような時代であったろうか。 − 人間関係の織 りなす歴史と、風土をたずねて、民族学的考察を加えつつ、カメラとともに、万葉のふ るさと散歩をこころみよう。」 と、冒頭において述べています。 本稿は、昭和42年発行の朝日新聞社編「万葉カメラ散歩」を参考にさせていただきま した。 なお本稿中、一部の文章を割愛又は変更しておりますので申し添えます。 sysop[次へ進む] [バック]