盲亀(もうき)の浮木(ふぼく)。 解釈:大海中に棲み、百年に一度だけ水面に上がる盲目の亀が、海上に漂う 一本の浮木の穴に収まった寓話(ぐうわ)。出会うのが極めて困難なこと。ま た、滅多にない好運に巡り会うことのたとえ。 類義:一眼(いちがん)の亀、浮木に乗るが如し。盲亀も時に会う。 門前雀羅(じゃくら)を張る。 解釈:訪れる人がなく、門前に群がる雀を雀網で捕るほど閑散とした様子。 反義:門前市(いち)を成す。