GLN(GREEN & LUCKY NET)からこんにちは「ことわざ・金言名言(Proverb)」

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  嫌いは知らぬの唐名(からな)。
 解釈:負けず嫌いの人は、正直に知らないと言わず、嫌いと言う。

  義理と褌(ふんどし)、欠かされぬ。
 解釈:義理は一時でも欠いてはいけないという戒め。義理を欠いては世間を
渡っていけないということ。
 類義:越中褌(えっちゅうふんどし)は欠けども、義理は欠けず。義理と下
帯(したおび)は外されねェ。義理と法とは立てるもの。
 反義:義理と褌欠かねばならぬ。義理張る(ばる)よりも頬張れ。

  錐(きり)の嚢中(のうちゅう)に処(お)るが如し。
 解釈:賢人は衆人の中に混ざっていても、直ちに見い出される。袋の中の錐
は、先が外に出て直ぐ分かるという意から。
 類義:嚢中の錐。

  義理張る(ばる)よりも頬張れ。
 解釈:義理を欠くまいと無理をするより、自分の口に入るように工夫せよ。
つまり自分の生活を守っていく方がよいという意。
 類義:男伊達より小鍋だて。義理立つりゃ損する。気を張るより、窓張れ。
心中より饅頭。見え張るより頬張れ。
 反義:義理と褌欠かされぬ。義理の柵(しがらみ)。

  器量より気前。
 解釈:容姿より性質のよい方が大切である。
 類義:男前より気前。形より心。

  麒麟児(きりんじ)。
 解釈:将来大成の望みの持てる才知の優れた少年。「麒麟」は昔、中国で聖
人の現れる前に出るといわれる想像上の獣。

  麒麟も老いては駑馬(どば)に劣る。
 解釈:一日に千里を走る駿馬(しゅんめ)も、年には勝てず駄馬(だば)に
も負けるように、優れた人も年を取ると、凡人の働きに及ばなくなるという意。
 類義:昔千里も今一里。昔の剣、今日の菜刀。
 反義:腐っても鯛。

  切る手、遅かれ。
 解釈:決断を下したり、手出しをするのは、よく考えた末にすべきで、軽率
に走ってはいけないという戒め。

  綺麗な花は山に咲く。
 解釈:本当によい物は、人が気づかぬような所にあるというたとえ。

  着れば着寒し。
 解釈:寒いからと重ね着しても、かえって寒くなり限りがない。
 類義:着れば着寒ぶ。着れば着るほど寒い。

  軌(き)を一(いつ)にす。
 解釈:行き方、やり方を同じにする。「軌」は車の左輪と右輪との間隔。

  義を見てせざるは、勇無きなり。(論語)
 解釈:人として行うべき当然の道と知りながら実行しないのは、本当の勇気
がないからであるという戒め。

  木を見て森を見ず。
 解釈:小さな部分にこだわって、大きな全体を見失うことのたとえ。

  金甌無欠(きんおうむけつ)。
 解釈:傷が一つも無い黄金の瓶(かめ)の意から、完璧で少しも欠点の無い
こと。特に国家が強く外国の侵略を許したことがないことをいう。

  槿花(きんか)一日(いちじつ)の栄(えい)。
 解釈:槿(むくげ)の花が朝咲いて夜は萎むように、栄耀栄華は儚(はかな)
く、長く続かない。
 類義:朝顔の花一時。槿花一朝(いっちょう)の夢。

  金科玉条(きんかぎょくじょう)。
 解釈:金や玉のように大切な規則。

  金銀は回り持ち。
 解釈:金銀は一ヶ所に留まっていない。
 類義:金(かね)は天下の回り持ち。

  金言(きんげん)耳に逆らう。
 解釈:その人のためになる忠言も、ともすると感情を害して素直に聞き入れ
られないことがある。
 類義:忠言耳に逆らう。良薬口に苦し。

  緊褌一番(きんこんいちばん)。Close a belt of the underwear firmly.
 解釈:大いに励もうと精神を奮い立たせて事に当たること。褌をきつく締め
て物事にかかるという意。
 活用気を引き締めよ。Brace itself.

  琴瑟(きんしつ)相和す。
 解釈:夫婦の仲がよいこと。また、兄弟の仲がよいこと。「琴」は十三弦の
琴、「瑟」は二十五弦の大琴。
 類義:琴瑟相楽しむ。和すること琴瑟の如し。
 反義:琴瑟調(ととの)わず。

  金城鉄壁(きんじょうてっぺき)。
 解釈:防備が非常に強固な城のこと。また、物事が極めて堅固なことのたと
え。

  金城湯池(きんじょうとうち)。
 解釈:守りが極めて固く、金のようである城と、熱湯を入れた堀という意か
ら、堅固な城のたとえ。
 類義:金城鉄壁。湯池鉄城。

  錦上(きんじょう)花を添える。
 解釈:美しい物の上に、更に加えて美しい物を添えること。

  金石(きんせき)の交わり。
 解釈:金や石のように固く、破れることのない友情。

  金銭は親子も他人。
 解釈:血を分けた親子の間でも、金銭が絡むと他人とおなじような水臭い関
係になるということ。
 類義:親子の中でも金銭は他人。金(かね)に親子はない。

  金時(きんとき)の火事見舞。
 解釈:酒酔いなどで顔が真っ赤なことのたとえ。顔や身体の赤い坂田の金時
が、火事場の熱気で一層真っ赤になるという意。
 類義:金時の醤油だき。満面朱をそそぐ。

  金の茶釜が七つある。
 解釈:自分の家が金持であると大法螺(おおぼら)を吹くこと。
 類義:家には金の茶釜が七つ。

  勤勉は成功の母。
 解釈:成功を収めるには、勤勉以外に道はない。
 参考:Diligence is the mother of good fortune.の訳語。

  金蘭(きんらん)の契り。
 解釈:極めて仲のよい親友の交わり。金を断ち切るほどその仲は固く、友情
の美しさは蘭のように芳しい。
 類義:金石の交わり。断金の交わり。二人心を同じくすれば、其の利金を断
つ。

  金を掴む者は、人を見ず。
 解釈:欲に目がくらんで周りの人の目に気がつかないこと。一つの事に熱中
して、他の事が目に入らないこと。
 類義:鹿を遂(お)う者は山を見ず。盗人、錦ある事を見て、人、あること
を見ず。欲に目見えず。

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