私の神道「恩」

謝恩

「或る人問う」
 ここで云う「謝恩」とは、
 「受けた恩に対する感謝の気持ち。また、その気持ちを表すこと。」 のことと理解するが。
 
「我は想う」
 謝恩とは、恩に対して、私共の誠を尽すことにあろう……。
 
「或る人問う」
 謝恩を具体化するに、私共は、
@時処位、即ちその置かれている「立場」に相応しい − 精神的な、また経済的な 感謝の気持を表す、
Aしたがって、物的価値を云々すると云うよりも、心の籠った「ありがとうございます」 と申し上げる、
ことで……。
 
「戴きます考(御馳走さま考)」
 
「我は想う」
 前記@では、経済的な配慮、また全体的な「相応しい情景」を考慮する 必要があろう。
 Aに関しては、即ち「素直な心」と云うことであろう。

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