私の神道「恩」

「恩頼(みたまのふゆ)」とは

「或る人問う」
 ここで云う「恩頼」とは、
「神あるいは天皇の霊などの加護を敬っていう語。」と理解するが。
 
「恩頼」
 
「我は想う」
@広義的には、森羅万象私共が、自然の営みを「恩恵だ」と思ったとき、
A狭義的には、先祖達の存在そのものが「恩である」と思ったとき、
それが、「恩頼」であろうと信じている。
 
「或る人問う」
 私共は、真摯な心で、「恩頼」を受け容れ、感じることなんだね。
 
「我は想う」
 神前に祝詞を奏上するときは必ず、祭神達に対して、今までの恩頼に感謝し、 またこれからも恩頼をいただける(蒙る)ように、と申し上げている。

[次へ進む] [バック]   前画面へ戻る