私の神道「祓え」

自力と他力

「或る人問う」
 これまでのことは、自らが自らを律する − 自力 − と云うことを前提 にしてきたが……。
 
「我は想う」
 私自身、自力を以って、全ての事案を克服 − 過去も、現在も、また将来も − 出来得ると断言出来る、精神的堅牢さは持ち合わせていない。
 
「或る人問う」
 ……。
 しかし、なんとしても、「心身を清浄にする」必要がある……。
 
「我は想う」
 そこで先人達が考えてくれたのが、「神道は祓えの宗教である」と云うことであろう。
 
「或る人問う」
 「祓っていただく」と云う、他力的な願望ですね。
 
「我は想う」
 ……。

[次へ進む] [バック]   前画面へ戻る