※「お祓い考」参照 「或る人問う」 ヒトの本性は、時の経過(ヒトの成長)と共に、 例えば @「宇宙の中で特別な存在」、別の言い方をすれば、人間関係においても、 我儘と云うか、傲慢と云うか、虚栄心というか……になってくる。 A「生まれながらにして罪人」、別の言い方では、段々と罪深くなってゆくと云うか、 罪を重ねるようになってゆくと云うか、穢れ(けがれ)が付着してくるようになると云う か……になってくる。 B「苦悩に満ちた人生……」、別の言い方をすれば、思慮思索に行き詰ってくると云うか、 生老病死のことに悩むと云うか……になってくる。 のような事柄(いわゆる「罪穢れ」)が纏わりつくようになってくる。 「我は想う」 そのようなとき、元々の本性を取り戻すために、 随時に、又は必要により「祓え」を行って、「心身を清浄にする」必要があろう。 「或る人問う」 祓えは、自己完結型で行うものであろうが……。 「我は想う」 ……。 |
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