私の神道「鏡の中」

鏡を視てみよう

「或る人問う」
 「私の神道」とは?
 
「我は想う」
 「私の神道」とは、心身を清浄にすることである。
 
「或る人問う」
 えっ……。
 
「我は想う」
 ただそれだけのことである。
※考え方としては、 「想問集成」の各ページを参照してみていただきたい。
 
「或る人問う」
 その方法(手段)は?
 
「我は想う」
 まず、随時、またその都度、自分の顔 − 特に目 − を鏡に映して視ることであろう。
 近くに鏡がなかったり、鏡を見ることが出来ない場合は、自らの手で顔を撫でてみる こともよいであろう。
 
「或る人問う」
 このとき、手が汚れていれば、顔も汚れてしまうね。
 
「我は想う」
 顔や手が汚れていたら、洗おうではないか。身体が汚れていると感じたら、 躊躇しないで洗おうではないか。湯浴みもよいであろうし、 滝に打たれるのもよいであろう。
 
「或る人問う」
 生魚をさばいて汚れた手でも、毒薬に触れた手でも、洗えば綺麗になる、と云う ことだね。
 
「我は想う」
 汚れていると気がついたら、洗おうではないか。

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