徒然想問

呪縛と自由の味覚巡り


△なぜ自由と云う刑があるの?
「或る人問う」
 サルトルは主張した、「人間は、自由の刑(=刑罰)に処せられている」と……。
 
「我は想う」
 ……
 
「或る人問う」
 元々罪とは、法律的・道徳的・宗教的な規範に反する行為(goo 辞書)である。違
反すると罰せられる(刑罰とも)。
 では何故、ヒトは自由の刑に処せられたのであろうか。
 
「我は想う」
 合理的且つ冷静に判断すると、人間の本来の姿 − 現に存在している人間 − 
は、呪縛されている姿が当然だからであろう。
 
「或る人問う」
 えっ?
 
「我は想う」
 それは、聖書(旧約)の作成に携わった人達の知恵なのであろう……。

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