徒然想問

あなたは戦争放棄と云う呪縛に悩んでいませんか


△「落ち」があってはならない
「或る人問う」
 専在的保守派の人達の多くは、いわゆる御曹司として、幼少の頃より「温厚篤
実」を指向して育てられてきた。争うこととは無縁の生き方をしてきたのであ
る。
@家柄が良いため、
A人柄が出来て、頭がいいため、
Bそれなりの職業に就いているため……、
配偶者を得るために友人達と争うことを要しない。配偶者になりたい女性は、ごま
んといるから。
 
 このような平穏な人生行路を取りやめることは許されない、つまり落語に云う
「落ち(=終局)」は、あってはならない。只管に安穏な生活を営み続けることが
求められる。
 
「我は想う」
 ……
 
「或る人問う」
 頭脳明晰であっても、何も百点満点を取らなくてもいい、99点でいい。あとの1
点は、特に問題とはならない。あとの1点は、
@先生とか、同僚とか、
A一族の者とか、地域〜国の長とか、
B(とどのつまりは、神仏と糸で繋がっているから)神とか、仏とか……、
が、補ってくれることになっている。これは、首席を得るためのコツでもある。
完璧さは求められない。
 これが、専在的保守派としての、専在的保守派たる所以なのであろうと思われる
が……。
 
「我は想う」
 ……

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