徒然想問

ソフトウエアと原罪


△原罪とは
「或る人問う」
 聖書の世界観は唯一絶対神を志向し、ユダヤ教やキリスト教やイスラム教などが
ある。
 
「我は想う」
 聖書の世界観は、この現実の、太陽を中心とする世界が、旱魃による砂漠化の中
での、過酷で厳しい生存の有無を賭したことから発生したものである。
 有り余る豊かな森羅万象の世界から逃避しようとして生まれた仏教とは、正に相
反する世界観である。
 
「或る人問う」
 聖書の世界観の中で、原罪を絶対条件とするのは、キリスト教である。
 原罪は、アダムとイブの物語(神話)に由来する。
「原罪の由来」 「神道の歴史観(続き)」
 
「我は想う」
 この物語から想定される原罪とは、「善悪の知恵の木の実」を食べたことによる
とされる。
 
「或る人問う」
 漠然としているね。
 
「我は想う」
 そう、漠然としているので、様々な説話が派生している。
 例えば、哲学的には「性悪説」と云う概念が論じられている。
 
「或る人問う」
 しかし、それは原罪の本質を逸脱しているように思われるが…………
 
「我は想う」
 そのとおり。

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