07 霊力・霊験
 
おつげ‐ぶみ【御告文】
 天皇が皇祖皇宗の神霊に奏する文。ごこうもん。
 
かみ‐くち【神口】
 民間の巫女ミコが神懸りして、神託を告げること。死霊を呼び寄せて語る仏口ホトケグチ
 に対する。
 
こう‐かん【降鑒】
 神霊が天から人間界のことを見守ること。
 
じ‐げん【示現】
 @仏・菩薩が衆生救済のために種々に身を変えてこの世に現れること。
 A神仏が霊験を示し現すこと。
 
しるし【印・標・徴】
 @(「徴」「験」と書く) あることが原因となって現れた結果。
 Aきざし。前兆。古事記中「かかる夢は是れ何の―にか有らむ」
 B気配。様子。
 C霊験。御利益。
 
しん‐けん【神験】
 神の霊験レイゲン。不思議な霊験。
 
しん‐ご【神語】
 @神の言葉。神のお告げ。神託。
 A霊妙の言。
 
しん‐こう【神功】
 @神の事業。神の功徳クドク。
 A霊妙な功績。不思議な功力。
 
しん‐こう【神効】
 不思議な効き目。霊験。
 
しん‐さく【神作】
 神の造った(霊妙な)もの。「神作鬼工」
 
しん‐ずい【神瑞】
 霊妙な良い験シルシ。
 
しんせい‐おうけん【神聖王権】
 神の子孫として、或いは神霊を宿す存在として神聖視されている王権。
 
しん‐りき【神力】ジンリキ
  神の通力。神の威力。霊妙不可思議な力。しんりょく。
 
しん‐れい【神霊】
 @魂。霊魂。
 A神のみたま。神の霊徳。
 
ひ【霊】
 霊力。神霊。
 
まもり‐ふだ【守り札】
 神仏の霊がこもり、人を加護すると云う札。社寺から請い受けて身に帯びたり門戸に
 張り付けたりする。お札。お守り。護符。
 
れい‐う【霊雨】
 人々の望む時に降って万物を潤す雨。霊妙不可思議な力のある雨。
 
れい‐おう【霊応】
 神仏の不思議な感応。霊験
 
れい‐かん【霊鑑】
 @すぐれた鑑識。
 A神仏の霊妙な照覧。
 
れい‐けん【霊巻(目偏+巻)】
 (「巻(目偏+巻」は顧みる意) 霊妙な照覧。
 
れい‐げん【霊験】レイケン 
 @神仏などの通力に現れる不思議な験シルシ。祈願に対する霊妙な効験。利益リヤク。利生
  リショウ。「霊験あらたか」
 A霊験所の略。「霊験所」「霊験記」
 
れい‐こく【霊告】
 神霊のお告げ。
 
れい‐ずい【霊瑞】
 不思議なめでたい徴シルシ。祥瑞。
 
れい‐たく【霊託】
 神仏などの不思議な託宣。お告げ。
 
れい‐ち【霊知・霊智】
 霊妙な知恵。
 
れい‐ちょう【霊寵】
 神仏の尊い恵み。
 
れい‐とく【霊徳】
 霊妙な徳。
 
れい‐ふ【霊符】
 霊験のあるお札。護符ゴフ。
 
れい‐む【霊夢】
 神仏のお告げが現れる不思議な夢。
 
れい‐りょく【霊力】
 不思議な力。精神の力。
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