04a 神霊・霊璽・神霊域
さい‐けいれい【最敬礼】
最上の敬礼。もと天皇・神霊などに対して行う敬礼として定められた。
さいし‐たいけん【祭祀大権】
明治憲法下で、国家の最高祭司として皇祖皇宗、歴代の皇霊および天神地祇を祭った
天皇の大権。
さい‐じつ【祭日】
@祭りを行う日。
A皇室の祭典を行う日。大祭日と小祭日とがある。
B神道で、死者の霊を祭る日。
以下略
さき‐みたま【幸魂】
人に幸福を与える神の霊魂。さきたま。
しき‐がみ【式神・識神・職神】
陰陽道オンヨウドウで、陰陽師の命令に従って、変幻自在、不思議な技をなすと云う精霊。
しきじん。式の神。しき。
しきねん‐さい【式年祭】
歴代の天皇・皇后の式年の命日に、皇霊殿で行われる祭祀。
しゅうき‐こうれいさい【秋季皇霊祭】
天皇が毎年秋分の日に、皇霊殿で歴代の天皇・皇后・皇親の霊を祀る祭祀。
しゅんき‐こうれいさい【春季皇霊祭】
天皇が毎年春分の日に、皇霊殿で歴代の天皇・皇后・皇親の霊を祭る祭祀。
しょうこん‐しゃ【招魂社】
明治維新前後から、国家のために殉難した人の霊を祀った神社。1868年(明治1)各地
の招魂場を改称。1939年更に護国神社と改称。靖国神社も招魂社の一であるが護国神
社と改称しなかった。
しん【神】(呉音はジン) カミ
@人間を超越し、天地を支配する宗教的存在。かみ。「神仏・神社・敬神・鬼神」
A霊妙不可思議で人知には測り知られないこと。「神秘・神童・神通力」
B肉体に宿る心の働き。心。魂。「精神・神経」
C神道の略。「神式・神儒仏」
しん‐い【神位】
@朝廷が神に奉る位階。諸王臣の位階との関係はない。神階。
A祭儀に神霊をすえる所。
しん‐きょう【神鏡】
@神霊として神前にかけて祭る鏡。
A三種の神器の一である八咫鏡ヤタノカガミ。
しん‐ぐう【新宮】
本宮から神霊を分けて祭った神社。日吉神社に対する新日吉神社の類。いまみや。わ
かみや。
しん‐けん【神剣】
@神から授かった剣。また、神に供える剣。
A三種の神器の一の宝剣。草薙剣クサナギノツルギ。
B霊妙不可思議な剣。
しん‐けん【神験】
神の霊験レイゲン。不思議な霊験。
しんこう‐さい【神幸祭】
神霊の移動そのものを神威の顕れとしてまつる神事。神体を神輿などに載せ、近辺を
巡行。歌舞・囃子を伴うものもある。渡御祭。お旅。
しん‐ざ【神座】
神霊の御座。内陣の中央に浜床ハマユカを置き、上に厚畳を敷き、更にその上に帳台を安
置し、正中に茵シトネを設け、その上に霊代タマシロを奉安し、御被で覆う。
しん‐ざん【神山】
@神を祀ってある山。A仙人の住む山。B霊山。
しん‐じゅ【神樹】
@神霊の憑よると言い伝える樹木。神木。
A神社の境内にある樹木。
以下略
しん‐ぜん【神前】
神霊の前。「神前に供える」
しん‐たい【神体】
神霊を象徴する神聖な物体。礼拝の対象となるもので、古来、鏡・剣・玉・鉾ホコ・影
像などを用いた。霊御形ミタマノミカタ。霊代ミタマシロ。
しんめい‐しゃ【神明社】
平安末期以降、伊勢神宮の神霊を奉祀した神社。
しんら‐みょうじん【新羅明神】
大津市園城寺(三井寺)の鎮守神。蕃神または素戔嗚尊スサノオノミコトと云う。同寺の中興
者、円珍が唐から帰朝の船中で霊夢を感じて祀ったとする。
せん‐ぎょ【遷御】
@天皇・上皇・皇太后が居所を替えること。
A神霊又は神社が他の場所に移ること。
ぞうか‐の‐さんしん【造化の三神】
天地開闢の初め、高天原に現れて万物を経営したと云う3神。古事記では、天御中主
神アマノミナカヌシノカミ・高皇産霊神タカミムスビノカミ・神皇産霊神カミムスビノカミ。
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