03c 霊意
 
しん‐さく【神作】
 神の造った(霊妙な)もの。「神作鬼工」
 
しん‐さく【神策】
 @霊妙な謀り事。
 A卜筮ボクゼイに用いるめどき。
 
しん‐さん【神算】
 霊妙な測事。「神算鬼謀」
 
しん‐ざん【神山】
 @神をまつってある山。A仙人の住む山。B霊山。
 
しん‐しゅ【神主】
 @物の霊。ぬし。
 A儒葬で死者の官位・氏名を記し、祠堂に安置する霊牌。仏家で云う位牌。
 B神官。かんぬし。
 
しん‐じゅつ【神術】
 霊妙な術。
 
しん‐だん【神壇】
 神霊を祀る壇。祭壇。
 
しん‐ち【神智】
 霊妙な智慧。
 
しん‐ちゅう【神籌】
 霊妙な謀り事。優れた謀り事。神策。
 
じんつう‐りき【神通力】ジンズウリキ
  何事でもなし得る霊妙な力。
 
しん‐ぴ【神秘】
 人知でははかり知れない霊妙な秘密。普通の理論・認識を超越した事柄。ミステリー。
 「自然の神秘」「神秘劇」「神秘主義」「神秘的」
しんぴ‐しゅぎ‐ぶんがく【神秘主義文学】
 人間意識を超越し、理性的認識の達し得ない不可知な霊的存在或いは超自然力などを
 神秘的とみなし、これに支配されるような筋立てを具えた文学。
 
しん‐みょう【神明】
 〔仏〕天地の神霊や人間の霊魂。
 
しん‐もつ【神物】ジンモツ
 @神に属するもの。また、神社の什器。
 A霊妙不可思議なもの。
 
しん‐りき【神力】ジンリキ・シンリキ
  神の通力。神の威力。霊妙不可思議な力。
 
しん‐れい【神霊】
 @魂。霊魂。
 A神のみたま。神の霊徳。
 
スピリチュアル【spiritual】
 @精神的。霊的。以下略
 
スピリツ【spirituポルトガル】(キリシタン用語)
  霊。精神。
 
スピリツ‐サント【Spiritu Santoポルトガル】
 聖霊。三位一体の位格の一。
 
スピリット【spirit】
 @霊。霊魂。精霊。精神。
 A気性。気風。意気。
 以下略
 
せい【精】(呉音はショウ) 
 @心身の力。元気。また、努め、励むこと。「精が付く」「精勤・精進ショウジン・出
  精」
 A魂。不思議な力を持つもの。物の怪モノノケ。「精神・精霊・妖精」
 以下略
 
せい‐か【聖化】
 @帝王の徳化。
 A(sanctification) キリストによって与えられる神の恩恵により、義と認められた
  者が聖霊を受けて、潔められた人格を完成してゆくこと。
 
せい‐かん【静観】
 神秘主義では、感覚的世界の背後にある超感覚的・神的なものを霊魂の目で眺めるこ
 と。神との合一をも意味する。以下略
 △かん‐そう【観想】
  〔仏〕一つの対象に心を集中して深く観察すること。仏や浄土の様相を想起するこ
   と。
  〔哲〕(theoriaギリシア・contemplationイギリス) 真理・実在を他の目的のため
   にではなく、それ自体のために知的に眺めること。静観。観照。
 
せい‐き【精気】
 @万物生成の元気。
 A生命の源泉たる元気。精力。「精気に満ちた身体」
 B物の純粋な気。魂。精神。
 C精霊。霊鬼。
 
せい‐こん【精魂】
 @魂。精神。「精魂を籠めた仕事」「精魂を注ぐ」
 A精霊。
 
せい‐はく【生魄】
 @(「魄」は月の暗い部分の意) 陰暦16日の月。既望。
 A魂。生霊。
 
せい‐れい【性霊】
 心。精神。霊妙な性情。
せいれい‐せつ【性霊説】
 漢詩の、自然の性情を重んずる説。
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