03e 文言一覧1
 
君子有九思          君子に九思キュウシあり(明視・聡聴・温色・恭貌・忠言
               ・敬事・問疑・難忿・得るをみて義を思う)(論語)
 
君子有勇而無義為乱 小人有勇 君子、勇ユウありて義ギなければ乱ランをなす。小人ショウ
 而無義為盗         ジン、勇ありて義なければ盗トウをなす(論語)
 
君子亦有悪乎         君子もまた悪ニクむことありや(他人の欠点を言う・上
               司の陰口を言う・勇にして礼儀ない者・独断的な人)
 (論語)
 
君子有三変 望之儼然 即之也 君子に三変サンペンあり。これを望めば儼然ゲンゼンたり。
 温 聴其言也勵(力のない勵)これに即ツけば温オンなり。その言ゲンを聴けば勵ハゲし
 (論語)
 
君子信而後労其民 未信則以為 君子、信ぜられて後ノチにその民タミを労ロウす。いまだ信
 勵己也(力のない勵)   ぜられざれば、もって己オノレを勵ヤましむとなす(論語)
 
君子悪居下流         君子は下流カリュウに居ることを悪ニクむ(論語)
 
君子之過也 如日月之蝕焉 過也 君子の過アヤマちや、日月の蝕ショクするがごとし。過つや人
 人皆見之 更也人皆見之   人みなこれを見る。更アラタむるや人みなこれを仰ぐ(論
 語)
 
君子一言以為知 一言以為不知 君子は一言イチゲンもって知チとなし、一言もって不知フチ
 言不可不慎也        となす。言ゲンは慎ツツシまざるべからず(論語)
 
君使臣以礼 臣事君以忠    君キミ、臣シンに使うに礼をもってし、臣、君に事ツカうる
               に忠チュウをもってす(論語)
 
群居終日 言不及義 好行小慧 群居グンキョして終日シュウジツ、言ゲン、義ギに及ばず、好
 難矣哉           んで小慧ショウケイを行なう。難カタいかな(論語)
 
敬鬼神而遠之 可謂知矣   鬼神を敬ケイしてこれを遠ざく、知チと謂イうべし(論語)
 
敬而無失 与人恭而有礼 四海 敬ケイして失シツなく、人と恭しくして礼あらば、四海シカイ
 之内皆為兄弟哉       の内ウチみな兄弟キョウダイたり(論語)
 
恵而不費           恵ケイして費ツイえず(論語)
 
景行維賢 ケイカウヰケン  おほいなるおこなひは これけん
     景は大なり。又、明らかなり。大きに明かなる行ひある人は、必ずこれ賢人
     であるとのことなり(千字文)
 
形端表正 ケイタンハウセイ  かたちをただしくして おもてただし
     人の形容が端正なるときは、其表とて、影も正しく映る。若し端正ならざれ
     ば、之に反すとのこと(千字文)
 
稽桑再拜 ケイサウサイハイ  けいさう さいはいし
     祭祀には、稽サウ(サウは桑偏に頁)とて頭を地につけて再拜することにて、
     かくも祖先をあがめて祭るべきものぞ(千字文)
 
見義不為無勇也        義ギを見て為セざるは勇ユウなきなり(論語)
 
見之雖少必作 過之必趨    これを見れば少ワカしといえども必ず作タち、これを過ス
               ぐれば必ず趨ハシる(論語)
 
見得思義 祭思敬 喪思哀   得ウるを見ては義を思ギい、祭りには敬ケイを思い、喪モ
               には哀アイを思え(論語)
 
見賢思斉焉 見不賢而内自省也 賢ケンを見ては斉ヒトしからんことを思い、不賢フケンを見て
               は内ウチに自ミズカら省カエリみる(論語)
 
見利思義           利リをみては義ギを思う(論語)
 
見善如不及 見不善如探湯   善ゼンを見ては及ばざるがごとく、不善フゼンを見ては湯
               ユを探サグるがことくす(論語)
 
賢賢易色           賢を賢として色イロに易カう(論語)
 
賢者避世 其次避地 其次避色 賢者ケンジャは世ヨを避サく。其の次は地チを避く。其の次
 其次避言          は色イロを避く。其の次は言ゲンを避く(論語)
 
堅持雅操 ケンヂガサウ  かたく ただしきみさほをたもてば
     堅く正しき操を保ちまもり、此の美徳を離さゞるときは、自然世に知られ、
     人に尊敬せらるゝ故(千字文)
 
聆音察理 ケンオンサツリ  おんをきいて りをさっし
     人の音聲を聞きて其の理を察し知れよとの義にて、わづかのことにも注意を
     怠らぬをいふ(千字文)
 
言辭安定 ゲンジアンテイ  ことばは やすらかにしづかにす
     又、其ことばつきは、常におちつきて、よく安らかに定まりて、輕躁ならず
     穩かにあるべし(千字文)
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