05a 谷内老人クラブ区域内の神様
 
名  称    所在地    故事来歴
 
天照皇御祖神社 谷内     祭神 天照大御神外五柱、御神体 神鏡
(神明社)          社殿 本殿 四、五坪、直会殿(畳) 六坪、幣殿(畳
                  ) 七、五坪、神輿殿 四坪、拝殿 二十坪、廻
                  廊 約十五坪、手水舎 一坪、厠 二坪、五大
                  社(宝物格納庫)鉄筋コンクリート 二坪
               社地 約五反歩
               祭典 大祭 三・八・十一月の各十六日
                  中祭・小祭・月次祭等二十回
               由緒 創立は谷内観音堂として元正天皇の御代。
                  天正二年神社再建。万治二年再建。天明五年再
                  建。
                  明治三年天照皇御祖神社と改称、明治六年村社
                  指定神社と列せられた。
                  境内 鳥居石造二、木造一、鉄造一、参道舗装。
                  文化財 「五大尊舞」
                      同 面七体 平安末期作
                      太政官布告副札 明治三年
                      磨崖仏一、板碑四(秋田県指定文化財)
                      絵馬、境内出土刀銭、五輪塔等々
 
               [むらのいぶき]
               祭神 天照皇大神、素戔嗚尊、保食神ほか七柱
               往古は詳びらかでないが、元観音堂と称し、天正二年
               (1574)に谷内一郷氏子中にて再建されたと伝えられ
               る。
               社殿右側の小高い所に御神木「おば杉」があって、直
               径五尺余、樹齢五百年と推定される。永禄七年、観音
               堂戦災の際大博士面がおば杉に難を逃れたと伝えられ
               る。
               明治六年村社に列せられ、同四十三年に永田・赤平・
               熊沢・水沢・湯瀬などの無格社を合併し、幣帛供進社
               に指定された。
               八月十六日の例祭には先払舞と称して舞踊りが奉納さ
               れ、大行列で道中を練り歩く。
               [関連リンク(磨崖仏など)]
 
駒形神社    谷内沢内   祭神 宇気保食富命
(駒形大明神)        社殿 三間四面、社地 除地、祭日 五月五日
               由緒 明和年間再建
                  現在藤井義栄氏宅地内へ遷宮
 
諏訪神社    谷内上ノ山  祭神 武御名方命、御神体 奉幣
(大明神)          社殿 三間四面木造、祭日 十月二十日
               由緒 元文元年再建
 
水天宮
(高瀬大明神) 谷内上ノ山  祭神 天治玉命、御神体 奉幣
               社殿 二尺四面木造、社地 二十坪、祭日 四月十七日
               由緒 元文二年再建
                  現在石造一尺四面の社殿、天照皇御祖神社境内
                  神として遷座す。年一回祭る。
 
正一位稲荷神社 谷内中屋敷  祭神 保食神、御神体 木像
(中屋敷稲荷大明神)     社殿 三尺四面木造、社地 十二坪、祭日 十月七日
               由緒 創立不詳。元文二年再建。
                  元治二年白川家より霊代授与。
 
雷神社     谷内一本杉  祭神 高津神、御神体 棟札
               社殿 二尺四面木造、社地 六坪、祭日 五月三日
               由緒 元文二年再建されたが現在無し。
 
愛宕神社    谷内愛宕山  祭神 火結神、御神体 幣
               社殿 二尺四面木造、祭日 五月二十四日
               由緒 元文年間再建とあるも創始不詳。
                  一年一度の祭典は小林家に於て近隣集合して奉
                  仕す。
 
八坂神社    谷内大坊   祭神 素盞男命・櫛稲田姫命、御神体 木像
(旧名牛頭天王)       社地社殿 本殿一坪、拝殿十二坪、外廊四坪。祭日 
                  六月十五日
               由緒 創建不詳。宝暦三年再建。
                  昭和十六年(紀元二千六百年記念)再建。
 
               [むらのいぶき]
               祭神 素戔嗚尊、奇稲田姫クシイナダヒメ命
               六月十四日の例祭日は丁度田植え上がりでもあり、村
               人が集まり、太鼓を敲き境内にて踊り始めを行ったと
               云う。また正月十四日にはお供えを奉納し、参拝した。
               [関連リンク(お白さま・経塚)]
 
大原大明神   谷内地蔵堂  祭神 面足命、御神体 幣
               社地社殿 八坪、石堂一尺四面。祭日 五月五日(旧
                  二月四日)
               由緒 創始不詳。享保十九年石造の堂とす。
                  毎年五月五日近隣集いて祭祀す。
 
八幡宮     谷内八正寺  祭神 誉田別命、御神体 幣
               社地社殿 石造り二尺四面。祭日 八月十五日
               由緒 創始不詳。享保年間木像の小祠に改築。
                  昭和三年現在地に遷宮す。
                  (本)元長谷川小学校奉安殿の所、現在小林隆
                  太郎氏宅地。
 
大神宮     谷内伊勢堂  祭神 大日霊尊、御神体 神鏡
               社地社殿 二十坪、木造三尺四面。祭日 八月十六日
               由緒 創始不詳。宝暦年間再建。
                  明治三年廃仏毀釈の令により谷内観音堂に遷宮。
 
八幡宮     谷内館神   祭神 誉田別命、御神体 幣
               社殿 二尺四面、除地 三十五坪。祭日 六月十五日
               由緒 享保十年堂宇再建す。境内老松聳えたり。
 
平野大神    谷内沢内   祭神 槙(埴?)山姫命、御神体 鉄像
(羽黒山)          社地社殿 石小祠、除地 二十坪。祭日 四月七日
               由緒 享保十年再建。
                  御神体鉄像は、遠く投げ飛ばしても翌日元の石
                  小祠に戻ったと云う言伝えあり。

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