070205松山鏡 参考:岩波書店発行「広辞苑」など 〈松山鏡マツヤマカガミ〉 「松」 マツ科の一属。北半球の温帯を中心に約百種が分布。常緑の高木。葉は針状、2〜3枚 又は5枚。雌雄同株。花は春に咲き、雌花は毬状で新芽の頂に生じ、雄花は新芽の下部に 穂状に密生。球果はいわゆる「まつかさ」。日本にはクロマツ・アカマツ・ゴヨウマツな どがあり、長寿や節操を象徴するものとして古来尊ばれる。天然記念物の大木も多い。 「松山鏡」 @昔話。越後国松の山の少女が、母の形見の鏡に映る自分の影を母と信じて慕ったと云う 伝説。 A能の一。@の伝説に取材し、孝行の徳で亡母が成仏することを作る。