060420二人静
 
                      参考:北隆館発行「野草大百科」ほか
 
〈二人静フタリシズカ〉
「二人静」
 フタリシズカはセンリョウ科の多年草。高さ約30p。初夏、花穂を普通2本出し、白い
細かい花を開く。山野に自生。同属のヒトリシズカが通常1本の花穂を出すのに対して名
付ける。サオトメバナ・ツキネグサ。
 
「二人静」
 謡曲「二人静」は、吉野の菜摘川へ若菜を積みに行った人が、見知らぬ女性に合う。
その人は自分は静御前であると口走り、その証拠を示さんと、無装束姿となる。そこへ
同じ姿をした静の霊が現れ、二人で在りし日の義経の面影を偲び、舞を舞うと云うもの
である。
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