060160花盗人 参考:岩波書店発行「広辞苑」など 〈花盗人ハナヌスビト〉 「花」 花とは種子植物の有性生殖に関わる器官の総体。その各要素は葉の変形である花葉と、 茎の変形である花軸から成る。花被(萼と花冠)は形・色とも多様で、合弁花・離弁花が あり、全く花被を欠くもの(裸花)もある。雄蕊・雌蕊の揃った花を両性花、何れか一方 を欠くものを単性花と云う。なお、俗にコケなどの生殖器官を花と云うこともある。 「花盗人」 狂言の一。ある男が桜の枝を盗みに入り捕われるが、和歌を作って許され、酒を振る 舞われる。