020267狐塚 参考:岩波書店発行「広辞苑」など 〈狐塚キツネヅカ〉 「狐」 イヌ科キツネ属の哺乳類。頭胴長70p、尾長40p程。イヌに似るが、体は細く、尾が 太い。耳は大きく、顔は尖る。毛はいわゆる狐色で、飼育品種には銀、黒などもある。 北半球の草原から森林に広く分布、主に夜行性。餌はネズミ・小鳥などで、植物も食べ る。わが国では人を騙ダマすとされ、狡ズルいものの象徴にされてきたが、稲荷神の使い でもある。毛皮用に飼育される。なお、広くはキツネ属及び近縁の総称。きつ・くつね。 「狐塚」 狂言の一。田の番の太郎冠者が狐と誤って次郎冠者と主を縛り、松葉を燻イブして責め る。