02a 鹿角の蘭は健やか[その一]
イイヌマムカゴ(飯沼珠芽)
鹿角に生育する可能性 ◎
品 種 ムカゴソウとは異なる。
生育地 落葉広葉樹林の、やや湿った林床。
分 布 北海道渡島半島、本州、九州
ミズチドリ(水千鳥)
鹿角に生育する可能性 ◎
生育地 冷涼で日当たりの良い湿地に、単生又は群生している。丈の高いイネ科の植
物に混じって生育しているので、草の形もこれらの植物に似ている。
分 布 北海道、本州、四国、九州
ジンバイソウ(語源不明、ミズモランとも)
鹿角に生育する可能性 ◎
生育地 ブナ帯の林床に、群生又は単生している。
分 布 本州、四国、九州
キソチドリ(木曽千鳥)
鹿角に生育する可能性 ◎
生育地 針葉樹林やブナ林の、やや乾いた林床に単生又は群生する地生ラン。
分 布 北海道、本州中部地方以北
ヤマサギゾウ(山鷺草)
鹿角に生育する可能性 ◎
生育地 高山や高原の日当たりの良い、やや乾き気味で、固い土壌の草地。
分 布 北海道、本州、四国、九州
タカネサギソウ(高嶺鷺草)
鹿角に生育する可能性 ◎
生育地 高山帯の湿地性草原に生える小型の地生ラン。
分 布 千島列島、北海道、本州中北部
ホソバノキソチドリ(細葉の木曽千鳥)
鹿角に生育する可能性 ◎
生育地 日当たりの良く湿り気のある高山の草地。
分 布 千島列島、北海道、本州中部地方以北
コバノトンボソウ(小葉の蜻蛉草)
鹿角に生育する可能性 ◎
生育地 低地の湿地、亜高山帯や高山帯の湿地など、生育が土地の高低に大きく左右
されないようである。比較的日当たりの良い草地に散生していることが多い。
分 布 北海道、本州、四国、九州
オオヤマサギソウ(大山鷺草)
鹿角に生育する可能性 ◎
生育地 低山から亜高山まで、樹種に関係なく、森林や草原に生えている地生ラン。
分 布 サハリン、北海道、本州中部地方以北
タカネトンボ(高嶺蜻蛉)
鹿角に生育する可能性 ○
生育地 高山又は亜高山の草原や林床に、単生又は群生している。
分 布 サハリン、北海道、本州中部地方以北
オニノヤガラ(鬼の矢柄)
鹿角に生育する可能性 ◎
生育地 低山から亜高山まで、樹種に関係なく、草原や森林に生えている腐生ラン。
分 布 北海道、本州、四国、九州
キンラン(金蘭)
鹿角に生育する可能性 △
生育地 低山にある落葉樹林の疎林内に、散発的に生える。
分 布 本州岩手県以南、四国、九州、伊豆七島
ギンラン(銀蘭)
鹿角に生育する可能性 ◎
生育地 低山から亜高山までの、落葉広葉樹林のやや乾いた林床に生える地生ラン。
分 布 北海道南部、本州、四国、稀に九州
クゲヌマラン(鵠沼蘭)
鹿角に生育する可能性 ○
生育地 太平洋沿いの、砂質の疎林内に散生する地生ラン。
分 布 岩手県安代町(北海道南部、青森県)
ユウシュンラン(裕舜蘭)
鹿角に生育する可能性 ○
生育地 落葉樹林下で、やや暗く、腐植の多い湿った斜面に生える地生ラン。
分 布 北海道、本州、四国、九州
ササバギンラン(笹葉銀蘭)
鹿角に生育する可能性 ◎
生育地 土地の高低、樹種に関係なく、やや乾き気味で、林床が下草に覆われていな
いところには大抵生えている。
分 布 北海道、本州、四国、九州
カキラン(柿蘭)
鹿角に生育する可能性 ◎
生育地 土地の高低に関係なく、日当たりの良い湿地や谷川沿いの傾斜地に生えてい
る。
分 布 北海道、本州、四国、九州
アオスズラン(青鈴蘭)
鹿角に生育する可能性 ◎
生育地 土地の高低に関係なく、落葉広葉樹林の疎林に生えている地生ラン。
分 布 北海道、本州、四国、九州
ショウキラン(鍾馗蘭)
鹿角に生育する可能性 ◎
生育地 ブナ林下のササの生えている所や、ヒバ林の林床などに生えている腐生ラン。
分 布 北海道渡島半島、本州、四国、九州
コフタバラン(小双葉蘭)
鹿角に生育する可能性 ◎
生育地 亜高山帯の針葉樹林の林床に生える小型の地生ラン。
分 布 サハリン、千島列島、北海道、本州近畿地方以北、四国
アオフタバラン(青双葉蘭)
鹿角に生育する可能性 △
生育地 主にクリ帯のスギ林の林床を好み、小群落を作る。
分 布 日本特産。青森県から九州までの太平洋側。北海道、本州、四国、九州
ツチアケビ(土木通)
鹿角に生育する可能性 ○
生育地 主に落葉林に生える菌根生の腐生ラン。
分 布 北海道西南部、本州、四国、九州
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