02c 菅データ
スルガスゲ:高さ15〜20p,雄小穂の長さ1.5〜2.5o,本(東海地方),山地
センジョウスゲ(ミヤマクロスゲに似る):高さ20〜30p,側(雌)小穂の長さ6〜8
oで直立,南ア仙丈岳,高所林内
センダイスゲ(ナキリスゲの変種):高さ10〜30p,本〜九,平地の疎林地
タイセツイワスゲ(イワスゲの変種):果胞は少し幅広く長楕円状披針形,北
ダイセンスゲ:高さ20〜40p,本(近畿西部以西)・九(北部),山地林内
タイワンスゲ(オオミヤマカンスゲ):高さ30〜50p,雌花鱗片は鈍頭で凸端,本(栃
木)・九
タカネシバスゲ:北(夕張岳)・本(早池峰山・白馬山)/高山植物
タガネソウ:高さ10〜40p,北〜九,山地林内
タカネナルコ:高さ20〜30p,本(中部),高山の岩混じりの草地
タカネハリスゲ(ミガエリスゲ):高さ10〜15p,北・本(中北部),湿原/高山植物
タカネヒメスゲ:高さ5〜15p,雌小穂の長さ4〜8o,北(夕張岳),砂礫地の草原
/高山植物
タカネマスクサ:北(石狩)〜九,山中林地
タカネヤガミスゲ:高さ10〜30p,北(大雪山)・本(中北部),高山乾草原/高山植
物
ダケスゲ:高さ20〜40p,本(中北部),高層湿原/高山植物
タシロスゲ:高さ20〜50p,雌小穂の長さ1.5〜3p,下方の小穂は1個の苞から2〜3
個出て果胞の脈は細い,四〜琉,林内
タチスゲ:高さ20〜60p,本〜琉
タデシナヒメスゲ:頂生の雄小穂の長さ5〜10o,長野蓼科山
タテヤマスゲ:高さ30〜100p,果胞は広卵形,淡緑色で嘴は短かく雌小穂の長さ2〜5
p,本(中北部の日本海側),高山草原
タニガワスゲ:高さ30〜50p,雌小穂の長さ2〜5p,北(西南部)〜九
タヌキラン:やや高い山地の湿った斜面に生える多年草。
和名は果穂をタヌキの尾に見立てたものです。根茎は剛強で株立ちとなり,葉は柔ら
かく幅6〜12o,花の後に伸びて長さ20〜30pとなります。茎は高さ30〜100p,根元
の葉は鞘サヤ状で赤味を帯びます。小穂は楕円形で3〜6個あり,細長い柄で吊り下が
ります。上部の1〜3個は雄小穂,下部の2〜4個は雌小穂です。果胞は長さ8oの
狭い披針形で平たく,付け根に長さ4〜6oの柄が付き,縁に長軟毛が生えます。鱗
片は短く5〜6o,柱頭は2個で早く落ちます。
花期は6〜8月,生育地は山地,北・本(中部地方以北)に分布
タマツリスゲ:高さ30〜50p,雄小穂の長さ1〜1.5p,茎の基部の鞘は一部暗赤紫色,
葉の幅2〜4o,本・四
タルマイスゲ:高さ20〜40p,雌小穂の長さ1〜2.5p,北・本(八ケ岳山麓),湿原
チャシバスゲ(シバスゲに似る):高さ10〜40p,小穂は栗褐色〜赤褐色,北・本(中
以北),海岸や山地の草原
チュウゼンジスゲ(ヒエスゲの変種):匐枝があって株を作りません,本(中北部)・
九
ツクシナルコ:高さ40〜60p,九,平地湿地
ツクシミノボロスゲ:花序の長さ2〜5p,本(中国地方)・九
ツシマスゲ:雌小補は1個の苞から1個出て果胞の脈は太く肋状,対馬・佐賀馬渡島
ツルカミカワスゲ(カミカワスゲの変種):束生して匐枝を付けます,本〜九,山地草
地
ツルスゲ:高さ20〜40p,地下匐枝があります,北・本(中北部の日本海側),湿原
テキリスゲ:山地の川岸などの湿った斜面に生える多年草。
大きな株となります。葉は長く,幅8o程で茎より高くなり,著しくざらつきます。
よく手を切るのでこの名があります。茎は高さ30〜70p,先端に雄小穂,下部に4〜
6個の雌小穂を付けます。雌小穂は長さ3〜10pで多数の果胞を付けます。
花期は5〜6月,生育地は山地,北・本・四・九に分布
トダスゲ(アワスゲ):高さ30〜60p,雌小穂の長さ3〜5p,本(関東・名古屋付近
)・九(北部)
トマリスゲ(ホロムイスゲ・クロスゲ):高さ30〜70p,北・本(中北部),ミズゴケ
湿原/高山植物
ナガボノコジュズスゲ(グレーンスゲの変種):葉の幅2〜5o,果胞は直立し長さ4.5
〜5.5o,本(日本海側の高山)
ナキリスゲ:高さ40〜60p,本(関東以西)〜九,平地の疎林地
ナルコスゲ(ヤマナルコ・ミズナルコ):山地の渓流の縁に生える多年草。
株立ちとなります。和名は小穂が並んで垂れ下がる姿を鳴子ナルコに見立てたものです。
茎は高さ20〜40pで,先端に雄小穂,側方に雌小穂を2〜5個付けます。
花期は4〜6月,生育地は山地,北・本・四・九に分布
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