32a 皇居の盆栽その二
〈盆器〉
○白交趾楕円盆 左右54p×奥行46p×高さ10p
○丸善均窯長方水盤 左右68p×奥行41p×高さ6p
○赤津白釉絵付下方 6p四方×高さ12p
○瀬戸染付正方・六角 4p×3p
○古渡白交趾正方盆 38p四方×高さ21p
○尾張染付外縁八角盆 40p×高さ27p
○薩摩焼六角盆一対 27p×高さ18p
○尾張胎土練込竹絵蘭鉢 径12p×高13さp
○伊万里錦手遊環付木瓜式盆 径14p×高さ10p
○尾張飴釉胴紐長方盆 左右13p×奥行9p×高さ6p
○伊万里錦手三ツ組蘭鉢 径20p×高さ26p,径24p×高さ29p,径28p×高さ31p
○石浜焼白地山水鷺密画模様蘭鉢一対 径15p×高さ22p
明治17年焼成,井上良斎作(文政2年瀬戸に生る)
○尾張波千鳥浮模様鉄鉢 径32p×高さ18p
○尾張瑠璃釉隅入正方盆一対 26p四方×高さ25p
○伊万里赤絵美人図六角盆 18p×高さ16p
○竹本灰釉六角盆 19p×高さ10p 10個
明治初期の作で釉薬は竹本独特のものです。
○薩摩苗代川焼 名工沈寿官作 小盆各種
○炉均釉隅入正方盆 20p四方×高さ20p
○有田瑠璃浮模様正方盆 30p四方×高さ8p
○辰砂長方盆 左右23p×奥行16p×高さ16p
○瑠璃広東浮模様楕円盆 左右53p×奥行30p×高さ20p
○均窯袋式楕円盆 左右65p×奥行50p×高さ11p
○広東窯変外縁長方盆 左右57p×奥行35p×高さ22p
○均窯垂釉長方盆 左右68p×奥行41p×高さ17p
○広東変釉長方盆 左右79p×奥行42p×高さ18p
○均窯長方盆 「大正」図案入 左右42p×奥行25p×高さ9p
○丹波焼円盆 径32p×高さ12p
○荒紫泥太鼓式盆 径34p×高さ9p
○朱泥外縁長方盆 左右33p×奥行25p×高さ13p
○紫泥長方盆 左右34p×奥行23p×高さ15p
○紫泥外縁長方盆 左右49p×奥行29p×高さ11p
○荒紫泥外縁長方盆 左右52p×奥行35p×高さ12p
○朱泥袋式楕円盆 左右54p×奥行35p×高さ10p
○荒紫泥中釉長方盆 左右68p×奥行37p×高さ9p
○常滑浮模様外縁長方盆 左右107p×奥行73p×高さ28p
○尾張染付大盃 径62p×高さ25p
万延元年(1860)幕府の遣米使節新見正興が,ときの大統領ジェームス・ブカナン(
1857〜61)へ贈呈したものと同じです。
○絵紫泥八角盆 50p×高さ27p
○紫泥絵入木瓜式盆 左右58p×奥行43p×高さ26p
○絵紫泥外縁円盆 径55p×高さ25p
○絵紫泥外縁長方盆 左右49p×奥行33p×高さ19p
○絵紫泥外縁六角盆 68p×高さ41p
○紫泥外縁楕円盆 左右53p×奥行43p×高さ6p
○南蛮楕円盆 左右56p×奥行40p×高さ7p
○古渡紫泥撫角胴紐長方盆 左右57p×奥行36p×高さ22p
○古渡紫泥袋式楕円盆 左右53p×奥行35p×高さ14p
○三井呑兵衛楕円水盤 左右80p×奥行34p×高さ5p
「三井商店の飾り瓦は余の発考するところ,その質,豆州石に係わる。一種の釉薬を
施し,焼いて成す。去歳6月同建築掛り,深川匠場に築窯す。今茲に9月完工す。無
慮30余万個本邦家屋に始めて粧飾にこの盤を充つ。余材を以ってこれを製し,以って
記念と為す。明治33年9月 斎藤勘次郎」旨を,水盤の裏に白の釉薬で自書したもの
です。即ちわが国で初めて独創的な飾り瓦を作ったときの余った材料でこの水盤を制
作した,と云うことです。窯業家斎藤勘次郎の作風が,幻の陶工と云われる呑兵衛(
小倉焼)の作りや味わいに似ているところから「三井呑兵衛」の名がありますが,同
時代の二人の呑兵衛の関係は今以て明らかではありません。
○古渡均窯袋式楕円盆 左右35p×奥行25p×高さ16p
○古渡均窯正方盆 30p四方×高さ16p
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