△八杯豆腐 参考:鹿角市発行「花輪・尾去沢の民俗」
うまくて八杯も食べられるということから、この名がある。精進料理に使ったり、来 客時に出す。グジニ豆腐と共に江戸期からの食べ物でもあった。 ア、昆布だしに醤油、水とき片栗粉を入れる。 イ、千六本切りの豆腐をお椀に入れ、汁を盛り、すりおろしたとろろを入れる。 ウ、吸い口に、もみ海苔・刻みねぎを添える。 (別掲参照:トロロかけ) △除夜豆腐 ア、豆腐は千六本に切って、水に晒す。 イ、すりおろしたとろろに醤油味をつける。 ウ、水とき片栗粉を入れたお湯を煮立て、網杓子で豆腐をすくって入れる。 エ、豆腐が浮き上がったら、そーっとお椀に盛る。 オ、とろろと松館しぼり大根をかけて、いただく。 (別掲参照:トロロかけ) △ぐじに ア、豆腐を厚さ1センチ、一辺7センチ程度の三角形に切る。 イ、それを湯煮して、二片をお椀に盛る。 ウ、からし味噌(又は醤油)・山椒味噌などをつけて、いただく。 △寄せ豆腐 ア、柔らかい豆腐(絹ごし豆腐風)を大鉢又は手桶に特別に作る。 イ、それをお玉ですくって、醤油だしの鍋に入れ、一煮立ちさせる。 ウ、すぐにお椀に盛って、辛子(洋辛子)を上に載せ、熱いうちにいただく。 △油揚げ ア、小油揚げを半分に切って湯で煮た後、ザラメ・醤油・酢で煮る。 イ、油揚げに、挽肉(又は鶏肉)と、ゴボウ・ニンジンのささ切りを詰め、 爪楊枝で止める。 ウ、鍋で、ザラメ・みりん・醤油などと共に煮る。 |
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